E7/W7系で知っておきたい6つのこと

E7/W7系新幹線
北陸新幹線(E7/W7系)は、東京駅から、上越妙高を経由して、金沢に行く新幹線です。はくたか、つるぎ、あさま、かがやきの4つの名前が付いています。平成27年度(2015年)3月14日に運用が開始されました。

 

1、E7/W7系は北陸新幹線用に開発されました。

E7/W7系新幹線は北陸新幹線用に製造されました。北陸新幹線は平成27年度(2015年)3月14日に運用が開始されました。もともとあった高崎から長野間を走っていた長崎新幹線が金沢まで延長されて、北陸新幹線となったわけです。「E7」のEはJR東日本の「EAST」のEです。そして、「W7」のWはJR西日本の「WEST」のWです。これはE5/H5新幹線と同様の理由で、E7系新幹線とW7系新幹線は同じ車両ですが、提供している運用会社がJR東日本とJR西日本と異なるわけです。

2、E7/W7系新幹線のデザインコンセプトは「和」です。

E7/W7系新幹線は、日本の伝統工芸の街「金沢」をはじめとする北陸と、首都圏を結ぶ新幹線です。そのために、E7/W7系新幹線のデザインコンセプトとして日本の「和」が採用されました。「和」のデザインは九州新幹線でも採用されており、近年の新幹線のトレンドになっています。

3、正面から屋根に伸びるブルーが特徴です。

先頭車のノーズの部分は9.1メートルでE2系と同じです。外形の色デザインの特徴としては、先頭車両の正面から屋根につながっている青色が鮮やかです。また車両の側面の塗料としてはアイボリーホワイトをベースとして、その両脇を銅色のラインが引かれています。シンプルですがクールなデザインです。

4、北陸の急勾配や積雪にも耐えられます。

E7/W7系は、北陸新幹線の長野〜富山〜金沢間の開業のために開発されました。北陸地域は山の勾配が激しいですが、30パーセントの勾配でも耐えられるような十分な力を備えています。この地域は東日本と西日本にまたがっていて、交流電流50HZと60Hzの両方を使う必要がありますが、北陸新幹線は周波数を自動で切り替えています。また、北陸地方は豪雪地帯ですで、積雪でも運行に支障がないように、強化系台車排障装置が付いている台車も装備されました。

5、豪華なグランクラス

E5/H5新幹線にも導入されたグリーン車よりも上位の「グランクラス」を下向き先頭車両の12号車に組み込まれました。これは、航空機でいうところの「ファーストクラス」にあたり、一人当たりの占有空間が普通車やグリーン車よりも広く、専用の車両アテンダントが付いたり、無料の軽食や飲料があります。

6、E7/W7系のスペックは以下の通りです

所有会社はJR東日本とJR西日本です。運転開始日は2014年3月15日です。編成定員は934人です。編成長は148.65メートルです。全長は先頭車が26メートルで中間車が25メートルです。先頭部の長さはE2系と同じ9.1mです。全幅は3、38メートルで、屋根の高さは3.69メートルです。営業代行速度は275km/h(東北新幹線)と260km/h(北陸新幹線)です。製造メーカーは川崎重工、近畿車輌、日本車輌製造、日立製作所です。

 

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